セミクリープ

書類や用紙をまとめて綴じる文具と言えばクリップですが、きちんとゼムクリップと呼ぶ人は私の周りにはいません。

「ねぇ、そこにあるゼムクリップ取ってー!」

あまり聞いたことありません。

「あ!三菱ミニカ55バンA105V型が走っている!!」

と言わないのと同じです。
この”ゼム”とは何なのか気になったのでwikiってみたところイギリスの

ゼム・マニュファクチュアリング・カンパニー (The Gem Manufacturing Company)

が発明したらしいことが書かれていました。
そういうことね、へぇー!

ちなみにgemは宝石という意味みたいです。

 

前回、「入手そうそういきなり部品取車になるかもしれないミニカ55バンを見に行った記事」を書きましたが、その続きです。

 

いきなりおっぱじまりました。

何が始まったのか・・・もちろん青空整備です。

得意の青空整備

得意の青空整備

~ 白い砂浜にそよ風が吹き、聞こえるのは優しい波の音だけ ~

~ 広い道路に温かい穏やかな陽気、行き止まりの道路で誰も来ない ~

上の2つの文章は完全に等価で今整備しちゃいなさい、と言っているようなもんです。

そして思い立ってから0.5秒後、おもむろに工具を取りグリル外しを行っていました(ほぼ無意識)。
(いつもの通り、塗装以外何でも出来るように工具類は持参しています)

 

そして何をしだしたかというと、アクセルオフでもエンジン回転が下がらない現象の対処方法の検討です。

現象としてはアクセルオフしてもオフした瞬間の時の回転が維持されてしまうもの。

ペダルを足でパツンと叩くか、ペダルの裏から手前に押し上げるようにするとようやくアイドリング状態になります。
前オーナーから受け継いだ機能の1つですが、キャブレタのリターンスプリングの戻りが弱く、ワイヤーだけでは弁が閉じきらないとのこと。

が、実はこれ、便利な時もありますw
アクセルを踏まなくてもスルスル走らせることが出来るので、まるでATのクリープのような感じで運転出来ます。

駄菓子菓子。

停車・減速する時などエンブレを利かせたい場合は至極不便。
慣れれば”そーいうもんなんだ”で運転出来ますが、安全にも関わるので一応正常になるようにします。

 

キャブレタの弁が戻りきらない

キャブレタの弁が戻りきらない

スロットルワイヤーが完全に緩んでも弁が戻りきっていないことを確認しました。
指で戻し方向に押すとほんのちょっと(たぶん1mmもない)ですが戻り、エンジンはアイドリングになります。

うーん、確かにスプリングが弱いだか何だかが影響しているよねー

 

かなりシビアな弁?

かなりシビアな弁?

2人であーだこーだやっていて気になることが・・・
1mmもないスロットルの動きに対してエンジン回転の追従が大きいのです。

そういえば、あんまりアクセルを踏まなくてもエンジン回転はバンバンあがるし・・

 

そして、さらに!

「これ、かなりかぶり気味じゃないのかなぁ・・・」

と。

  • このようなエンジン回転の追従性
  • エンジンを切った状態でスロットルの開け閉めを何度かすると以後エンジン始動がかなり困難

そういわれるとそうかも。。
だとすると・・・加速ポンプの調整か??

 

 

加速ポンプの調整か?

加速ポンプの調整か?

というわけで今度は加速ポンプの確認を。。
アクセルオフにするとリンクロッドが下がり、ポンプのレバーが上に上がります。

これとは逆にアクセルオンはリンクロッドが上がり、ポンプのレバーが下げられます。
レバーが下がると内部のエンリッチメントを解放しこれによって濃い燃料を送りいわゆる”ねばりのある走り”を実現しています。

こいつが悪さして燃料が濃いんじゃないの??

 

調整は、バネの留めの高さを変えて行います。
高さを変えるとアクセル開度に対するレバーの動きを早めたり遅くさせたり出来ます。

で、それを行いたいのですが、末端についている小さな雌ネジの部品が緩みません。
外してしまって加速ポンプをフリーにしてかぶり状態の変化を見たかったんですが・・・

いいや、これはまた今度で。。。

 

暫定対策

というわけで、今ここで何か出来るわけでもなさそう・・・ではなかった。
バネを持っていることを思い出して以下のようにしてみました。

 

ヒッパレ

ヒッパレ

エンジンを吊るハンガーを移設し、常にバネで引き方向(アクセルオフ方向)にテンションをかけるようにしてみました。

結果はオーライ!

おおー、これで普通のアクセルワークが出来る!
キャブレタはいつか外してチェックする必要がありそうですが、それまでこの対応にしておこう。

このままだと端部が削れてしまいそうなので何か工夫しないとな。

 

ちなみに、ハンガーを移設する際にインマニを留めているナットを緩めるとインマニとアッパーケースの隙間からガソリンが染みてきました。
やっぱりかぶり気味なのか・・。

 

 

あとは軽くドライブ

その後、気になるところに行ってみよう、ということで少し前に航空写真で見つけた某所に到着。

LA2x系ミニカ

LA2x系ミニカ

かなりサビが出ていますが、他にもLA2x系のミニカ数台がありとても気になる場所でした。