燃調が宜しくないので

今のところエンジンは問題ないと思われますが、

  • 入手時から始動性は悪いほうで、 ← どんな状況でもしばらくはチョーク必須
  • アイドリングからのアクセルオン時の息つきが激しく、 ← アクセルワークでカバー
  • そしてアクセルオフ時はスロットルが戻り切らず2000r/min程度を維持しちゃてて ← エンジン側でスプリング付けてスロットルオフ側に引っ張って処置
  • プラグは真っ黒・・
ススがひどい

ススがひどい

な状況。

始動性はだいたいこんな感じ。

 

 

どう見ても正常とは遠い感じなので、何とか出来るか分からないけど何とかしてみることに・・

 

疑うはチョーク部

始動性が悪いしプラグの状態から燃料がかなり濃いと判断できるので、常時チョークが生きた状態になってんじゃね?と。

 

 

ストラングラ調整

ストラングラ調整

2G23エンジンの整備書を見ていると上図のような機構があるとのことで「もしや寒冷地設定になったまま?」と思い早速これをチェック。

 

ストラングラスプリング

ストラングラスプリング

エアクリーナーケースが邪魔で至極見にくい位置にあるので、一旦エアクリーナーケースを撤去して確認。
するとこのようになっていて、先の整備書によるとこれは「第2段」、つまり寒冷地設定になっていることが判明。

 

おいおい、これが原因か?
だったら嬉しいぞ!!

 

と早速このスプリングを第1段側に・・・

 

 

ん?

ん?

 

ん?

 

 

んん??

んん??

んん??

 

 

んんんんん!!!

んんんんん!!!

んんんんんんんんん!!!

 

 

 

 

 

 

重なってる!!

重なってる!!

なんか重なってねぇか、おい!!
機構は良く分からないけど、この部分の形状から、

 

これが正解じゃないか?

これが正解じゃないか?

ツメの部分がこのラインの位置になるのが正常じゃないの??

とあれこれイジっていると案の定、チョークレバーを戻すとツメでツメを押してチョークを完全に戻すはずなのに、ツメが食い込んでしまっているのでこれではチョークが戻り切っていないことになる。

そういえば譲り受ける時にチョークやスロットルのスプリングがどうの・・・と言っていたような。

 

おいおい、これが原因?

本当にこれ??

 

 

真相究明!

L013ミニキャブのキャブレター

L013ミニキャブのキャブレター

じゃじゃーん!!

相当前に入手しておいた勉強用キャブレター。
何かあった場合にバラして煮たり焼いたり勉強したり練習したりにするキャブレター。

 

55バン用との違い

55バン用との違い

55バンとの違いは、

  • 55バンは黄色部分が無く(ポートは目留め処理)
  • 黄緑部分はストレートではなく真下に向くポートになっている

以外は一緒。
なのでそのままこのキャブレターが参考になります。

 

チョーク部

チョーク部

でそのチョーク部を確認すると・・・予想的中!

ツメとツメが噛み合ってチョークを戻すと連携して動作するようになっています。

原因は判明ですね!

 

 

 

どうするか

どうするか

原因が分かったところで、さてどうするか・・

 

 

次のステップ

 

こうします(笑)

大好きなYAMAHAの高級キャブクリーナー 泡タイプ

まぁそういうことで、こういうことです(笑)

 

 

丸ごと洗浄

丸ごと洗浄

まずは外側を丸ごと洗浄。
このままの状態で内部も洗浄。とにかく徹底的に洗浄。

 

フロート室内

フロート室内

ガスケットが破損したら相当面倒なことになりそうだったので、フロート室内は開けずに使ってしまおうと思ったのですが、やはり後悔はしたくないので勇気を出して開けてみると・・

ご覧の通りの粉吹きジジイ状態。

これは開けてよかった!
明けましておめでとうございます。

 

フロートやバルブ

フロートやバルブ

こちらもコナフキン状態。

ガスケットも何とか破れずに無事でしたが、これ敗れても複製出来ますね(笑)

 

全バラにして洗浄

全バラにして洗浄

フロート周辺は外せるものは外して徹底的に洗浄。
転がっているジェットはミクスチャーアジャスティングスクリュ。

 

フロート室も洗浄

フロート室も洗浄

フロート室も徹底的に洗浄。

そして、穴という穴からキャブクリーナを吹き込んで古いガソリン由来のものを洗浄。
そういうことをしてしまってよいのかどうか不明ですが・・・特に加速ポンプのダイアフラムを痛めないか、とかとか。

ミニキャブのキャブレターも同じことをしたのでまぁ大丈夫でしょう~

 

洗浄・組み立て完了

洗浄・組み立て完了

ツメ

ツメ位置の違い

洗浄・組み立てが完了です!
左が元々のキャブレター、右がL013型ミニキャブのキャブレター。
ポートはねじ込み式なので移植すれば解決です。

 

そっくり同じ?

そっくり同じ?

そっくり同じだと思いますが、年代によって微妙な違いがあるのかな??

 

2G22用キャブレター(ヤフオクより)

2G22用キャブレター(ヤフオクより)

ちなみに、つい先日暫定500ccエンジン2G22用キャブレターがヤフオクで出ていましたが、パッと見は同じでしたがチョーク部が違う構造になっているようでした。
誰も入札しなかったら落とそうと思いましたが、誰か入札されていたので無駄に価格を吊り上げかねないと思いやめておきました。

必要な人に渡ることが大事ですからね~

 

 

 

 

そして取り付け

そして取り付け

そして取り付けてエンジン始動!

の前に・・・

 

 

とりあえずフタ

とりあえずフタ

未使用ポートのフタを忘れずに。
とりあえずリベットを突っ込んで暫定対応。

恒久対応はどうしましょうか??
ホースを短くしてリベットでも突っ込んでおきますかね(笑)

 

テスト始動

さぁどうか!

さぁどうか!

最初はスロットルケーブル未調整で、ミクスチャーアジャスティングスクリュも未調整なのでかかるわけありませんが、何度か調整をしたら・・・

 

ばっちりです!

チョークは使用無しかちょびっと使い程度!!
アイドリングからのアクセルオンの息つきなし!!
アクセルオフ時にちゃんとアイドリングに戻る!!

 

無理にオリジナルのを使わずに、勉強用のを使ったのは正解でした!
久々のファインプレー!!