フロントタイヤがガタガタする

兼ねてよりの現象で見てみぬふりをしていました、タイヤのガタガタ現象。
年末にホイールバランス調整をしてもらったディーラーにも言われていましたし、どうもここ最近ガタつきが大きくなてた感があり不安が増大中。

 

そのガタガタはこんな感じ。結構な音が出ています。
しかも左右両方。
ということで、放っておいても直るわけでもなく足回りに悪影響を与えかねないので意を決してベアリングを実施することにしましょう!

とは言うものの、このガタつきの原因がベアリングなのかは不明で推測のもとベアリング交換、ということにしました。

 

 

 

できるかなベアリング交換

 

交換用ベアリング

交換用ベアリング

ベアリングはイン側・アウト側で2ヶ使用します(高くないので万が一に備えて予備も購入)。
今回はアウト側はNSKの6203DDU、イン側はKOYO(JTEKT)の62052RESCMをセレクト。

三菱純正部品としては製廃になっており入手不可ですが、純正部品とはいえ中身は汎用品ですので容易に入手が可能です。

調べ方ですが、ちょいと怪しいですが純正部品番号で検索すると英語や中国語、キリル語サイトがヒットしそこに互換品と思われる日本のベアリングメーカの型番が列記されるのでそこから情報を得ます。

英語サイトですと「Interchange(互換)」と書かれていることが多いので確証が持てます。

 

 

ベアリングプーラ

ベアリングプーラ

ベアリングプーラーなるものを買ってみました。
ベアリングを内側から引っかけて引き抜く冶具です。

 

 

ドラム外し

ドラム外し

この子のドラムは手では抜けず、プーラ使用が必須です・・・

 

 

 

イン側ベアリング

イン側ベアリング

アウト側ベアリング

アウト側ベアリング

これは当時モノなのか、途中で交換されているのかは不明。
指を突っ込んでベアリングを回してみても特に異常は感じられず・・・ということはタイヤのガタつきはベアリング以外に原因があるの???

 

 

あ、冶具使えないじゃん!

 

 

カラーが邪魔

カラーが邪魔

このプーラは内側から引っかけて引き上げるものですが、中にカラー(ガイドのようなもの)が入っていてそれが邪魔して引っかけられないじゃん!!

 

 

引っかけられない

引っかけられない

どう考えてもどうやってもダメで、これだったらスライディングハンマーを買うべきだったと思っても後の祭り。

スライディングハンマーは持っていないし、仕方ない買いにいくか・・・

 

 

お!

お!

って。 ん? お!

 

 

 

これを使えば

これを使えば

これ、使えるね!!

 

 

 

中に入れる

中に入れる

カラーは少しはずらせるので、その状態でこれを突っ込んで引っ叩けばよくね???

 

 

 

そして叩く

そして叩く

長いエクステンションに交換して、ガツン!と叩く。

 

 

 

抜けた!

抜けた!

なんだ、こんな方法で抜けるではありませんか(笑)

余計な買い物しなければ良かった。。

ところでこのベアリングを手に持ってガタつきを確認したところ、イン側(径が大きいほう)のベアリングがガタガタでした。
転がりも多少違和感があり、どうもこれが原因のようです。

 

 

 

悔しいのでTRY

悔しいのでTRY

せっかく買ったんだし使ってみよー!

反対側のドラムを外して片方のベアリングを打ち抜いてこのようにセット。

そしてガイドを締めこむと外れ・・・るはずが、スタッドが木にめり込んでいくだけで一向に抜ける気配なし。

 

 

 

抜けるか?

抜けるか?

今度はめり込み対策としてカタイものを敷いて再度挑戦。

が、これでも抜けず・・・冶具がオカシイことはないので、てベアリングの打ち込みが相当硬いのでしょう・・?
何れにしろ買わなければ良かった >_<

 

 

ベアリングを打ち込む

 

ドラム中心部

ドラム中心部

ベアリングを抜いた中心部はこのようになっています。

 

 

 

熱膨張を利用

熱膨張を利用

ベアリングはそのまま打ち込むだけですが、少しでも楽に打ち込めるように周囲を熱して膨張させておきます。
すると驚くほど楽に(軽い力で)打ち込むことが出来ますよ。

 

 

 

カラーを忘れずに

カラーを忘れずに

中にカラーを忘れずに入れてください。

 

 

 

ソケットを使う

ソケットを使う

シール部を避けるようにしてソケットを当てて打ち込みます。
打ち込み量はベアリング底部に付くまで=奥までです。

 

 

 

おススメする作業順序

おススメする作業順序

慣れてしまえば相当早い時間で作業完了となりますが、ベアリングを打ち込む際にドジ(※)をしたのでそれを踏まえると以下の手順が良さそうです。

  1. ベアリングを打ち抜く(どちらが先でもOK)
  2. イン側(径が大きいほう)を熱してベアリングを打ち込む
  3. ドラムをひっくり返してカラーを入れる
  4. アウト側(径が小さいほう)を熱してベアリングを打ち込む
  5. 終了

イン側アウト側どちらを先にやっても良いのですが、径の大きいイン側を先に行うと良いと思います。

 

(※)ドジ
中に入れるカラーは片方は径が大きく片方は径が小さい形をしています。
自立させる場合は径が大きいほうを下にしたほうが安定するのは明らかで、径が小さいほうを下にすると倒れやすくなります。

今回、最初に作業を行ったドラムで、アウト側ベアリングを先に取り付けてしまったため径の小さいほうを下にしてカラーを入れ、イン側ベアリングをハンマーで打ち込みましたが、打ち込む振動で中のカラーが倒れてしまいそれに気が付かずほとんど打ち込んでしまいました。

中で倒れてしまったカラーはそのままでは起こせず、さらにベアリングを外そうにも中で動かすことも出来ずどうにもならなくなります。
仕方がないので一か八かどうなるか分からないまま倒れてしまったカラーを上から叩いたところベアリングが浮きはじめたので、指を入れてカラーを起こせるところまでベアリングを浮かして事なきを得ました。

もしここでカラーが凹んだり曲がってしまったら完全にゲームオーバーです。

 

 

 

作業終了!

作業終了!

かなり焦ったハプニングもありましたが、無事に作業終了。
そして、最初の動画のようにタイヤを揺さぶってみたところ・・・

 

 

ガタつきが無くなりました!! \(^o^)/

 

 

 

 

銭失い

 

ベアリングインストーラ

ベアリングインストーラ

今回、ベアリングインストーラなるものも買っていました。
ベアリングプーラもそうですが、専用工具できっちり作業をしたいと思って。。

 

 

 

 

入らん

入らん

ところが、このように径が大きいほうのベアリングにピースが入らず使用を諦めました。
アルミで出来ているので削れば対応出来ますが、打ち込む代用はいくらでも出来るのでそのまでする気にならないし。。

安物だから仕方ありませんが、結果論として不要でしたね。